■ クワノハエノキ ■

■ 科 名 ■
ニレ科
■ 学 名 ■
Celtis boninensis Koidz.
■ 方 言 名 ■
ビンギ
■ 分 布 ■
日本(山口県~屋久島・小笠原)に分布。先島諸島を除く各島の海岸村落の周辺に見られる。
■ 形 態 ■
落葉高木。樹皮は灰白色で斑点がある。葉は卵状楕円形~広楕円形。花は淡緑色小型で3月に咲く。
■ 材質・用途 ■
庭園木、屋敷木。材はまな板・盤類に用いられ、また薪炭材としても使われる。実は可食。
■ 備 考 ■
先島諸島にはサキシマエノキ、タイワンエノキが分布し、性状、用途はクワノハエノキに準ずる。
■ 出 展 ■
琉球列島有用植物誌

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