■ コクテンギ ■

■ 科 名 ■
ニシキギ科
■ 学 名 ■
Euonymus tanakae Maxim.
■ 方 言 名 ■
ズリグァーギ、フシマギ
■ 分 布 ■
日本(九州)、台湾。格闘の村落、海岸地域、畦畔、御嶽に点在。
■ 形 態 ■
落葉高木で幹は直立し、高さは10m以上に達する。樹皮に黒色の状紋がある。葉は長さ7~15cmの楕円形で薄い革質、3個輪生する。中肋はくぼみ、落葉時に紅変する。花は緑白色で4~5月に咲き、実は1~1.5cm、球状で著しい4稜がある。10~11月に紫褐色に熟する。
■ 材質・用途 ■
辺材、心材ともに黄白色。材は強靱で把柄に用いるほか、薪炭にも使われる。庭園樹にも供される。
■ 備 考 ■
■ 出 展 ■
琉球列島有用植物誌

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