■ ホソバムクイヌビワ ■
- ■ 科 名 ■
- クワ科
- ■ 学 名 ■
- Ficus ampelas Burm.f.
- ■ 方 言 名 ■
- アチコーギ、ファーグァームーク
- ■ 分 布 ■
- 台湾、南中国~インド、マレーシア。奄美、徳之島、沖永良部、沖縄諸島、先島諸島の低地~山地に産する。
- ■ 形 態 ■
- 中高木。樹皮は暗褐色。葉は長楕円形で変化が多く長さ5~11cm、表面はザラザラする。無花果(果実)は球形で径5~9mmで赤く熟する。
- ■ 材質・用途 ■
- 材は軽軟で黄色を帯びた白色。下級用材、器具類(下駄、漆器素材など)に用いられる。枝葉は緑肥や飼料になる。庭園樹、屋敷防風樹に適する。
- ■ 備 考 ■
- 沖縄、石垣、西表、与那国にホソバムクイヌビワに比べ葉の幅が広く3肋を有し,実は大で黄赤に熟するムクイヌビワ(ウフバームク)がある。
- ■ 出 展 ■
- 琉球列島有用植物誌