■ オキナワウラジロガシ ■
- ■ 科 名 ■
- ブナ科
- ■ 学 名 ■
- Quercus miyagii Koidz.
- ■ 方 言 名 ■
- カシギ
- ■ 分 布 ■
- 琉球列島固有。非石灰岩地帯の山地に点在し、特に奥山の肥沃な河岸などに多い。
- ■ 形 態 ■
- 高木で高さ20mに達する。小枝は無毛で灰白色の皮目が著しい。葉は長楕円形~卵状長楕円形で先が尖り、裏は粉を吹いたように白い。花は2月頃咲く。堅果は卵状球形。大型で長さ3cm、径2.5cmに達する。翌年10~12月頃に熟する。
- ■ 材質・用途 ■
- 材は硬くて強いため、建築材(柱)や船舶材として用いられる
- ■ 備 考 ■
- 首里城の丸柱、守礼門の用材にはウラジロガシの心材が用いられている。
- ■ 出 展 ■
- 琉球列島有用植物誌